完全無農薬栽培の理由


キノコ類の残留農薬にはご注意ください。


 『キノコ類は菌類なので、無農薬栽培は当たり前。改めて言うまでもないこと』とお考えの方いらっしゃいますが、それは、栽培現場をご存知ない方のご意見・・・全くの誤解です。数年前、中国産のキノコ(松茸とエリンギ)から基準を30倍も上回る有機リン系の農薬が検出されたことからもわかるように、国内のキノコ栽培でも、一般的に病害虫予防のためBT剤などの農薬が使われています。
 鹿角霊芝をはじめキノコ類全般は、他の作物に比べて農薬の吸収率が非常に高く、そのうえ、大切な成分やうまみは水溶性なので、通常、水洗いは行いません。ということは、もし栽培に農薬を使えば、農薬がそのまま人間の体内に入ることを意味します。それが錠剤や顆粒・アンプルなどに加工されたとしても、安全とは言えません。たとえ認可農薬であっても、多量に摂取した場合や、体力が低下している方が飲んだ場合、人体にどのような影響があるか、誰も保証できないことです。
 当店の鹿角霊芝は、栽培過程で農薬を使わないだけではなく、菌を植え付ける土台(菌床)にも一切農薬を使っていません。だから、単なる無農薬栽培ではなく「完全無農薬栽培」。手間もコストもかかるけど、とても大切なことです。健康のため鹿角霊芝を飲んでいるのに、知らず知らずに有害物質を体内に取り入れている、ということは絶対にあってはならないことだからです。

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