[前の画面に戻る] [INDEX]

神農本草経ミニロゴ
中品【チュウホン】 > 獣(7種)

←前頁  次頁→
名前 読み 解説
白馬茎 ハクバケイ 馬の陰茎。感染や脈不全によく、精力増強作用。気を強くし、肌に良い。眼球は癲癇(てんかん)や瘧(おこり:熱病)にも良い。蹄は悪鬼を払い、虫を下す。 味咸・平
鹿茸 ロクジョウ シカの幼角(角袋)。悪い血を出し、寒熱による癪(しゃく:発作性の激痛)をとり気を益す。角は悪性の腫れ物に良く、邪気を払う。 味甘・温
牛角思 ギュウカクシ 黄牛あるいは水牛の角の髄。又の名を牛角胎という。疼痛やこしけに良い。髄は骨髄を補う。 記述なし
殳羊角 コヨウカク 黒色の雄羊の角。盲目に良い。虫を下し、下痢を止める。悪鬼虎狼を遠ざけ動悸を鎮める。
※「殳」字は本来羊偏
味咸・温
牡狗陰茎 ボクインケイ オス犬の陰茎。外傷を良くし、精力増強。 味咸・平
羚羊角 レイヨウカク カモシカの角。目を良くし、気を補い、虫毒や悪鬼を遠ざける。 味咸・寒
犀角 サイカク 百毒を除く。有毒な虫や植物、鳥、毒蛇の毒気をとる。 味苦・寒